「ロケット塾」
Creative Power Training by Water Rocket


●「ロケット塾」は、水ロケットを軸とした科学工作や、グループワークトレーニング(GWT)により創造性を開発し、豊かな個性と感受性、コミュニケーション力に溢れた、明るく元気な青少年を育成する事を目的として活動しました。

● ロケット塾で行った『グループワーク・トレーニング(GWT)』とは、学校教育でするような、教壇から権威的に何かを教えるものではありません。
GWT指導者が、トレーナーとして、ファシリテーター(促進者)として、またある時は、アドバイザーとして、メンバーの相互作用を促し、体験学習による人間的成長と、創造性開発を行なうトレーニング手法です。

●グループ討議をさせる事がグループワークトレーニングだと思っている「未熟な教育者」がとても多いので、何かの研修で不快な思いを経験された方もいるでしょう。最近のJAXA系研修で使われ始めた「ファシリテーター(促進者)」という言葉を、新しい概念だと思っている人がいますが、実は社会教育活動の先達が、グループワークトレーニング(GWT)の指導者を「ファシリテーター(促進者)」と呼び、NASA実習などを導入して青少年育成活動をしていたのは、もうかれこれ35年も昔からなのです。ただ知識を伝える事だけが得意な指導者でなく、人間を育てる指導者であるために、GWTと体験学習の手法を学ぶことをお薦めします。

●日本に「GWT」を広めたのは 坂野公信(さかのきみのぶ)氏 ですが、1978年に社会教育の重鎮達と共に、旅館に数日間泊まり込み、坂野氏より直々にGWTトレーナー研修を受けたのが、私のGWT指導の始まりです。
坂野氏は、今はもう亡くなられていますが、その意志を継いだ研究会や学会、協会が、全国に沢山あります。
興味のある方は、どうぞ『グループワークトレーニング』 というキーワードで、サーチしてみて下さい。

●友だち同士で啓蒙しあい、ジャガイモを洗う時のように、互いにぶつかりあい、こすれあい、相互作用によって、互いに磨きあう、『友みがき』 (私造語です)をおこなうもので、創造的なゲームや感受性トレーニングをとおして、メンバーのパーソナリティも、グループの活動力も、大きく成長させることができます。

子供達に「遊び」の中で伝えたことが、いつか豊かな創造力に目覚めるきっかけになる事を信じています。(ロケット塾:泉澤幸志)





ロケット塾
Creative Power Training by Water Rocket